ハーレーでアメリカ横断!ルート66の旅をしてみよう

ジャズのスタンダードナンバーとして知られる名曲「ルート66」。そのルート66がアメリカの国道の事だと知っていても、どこをつなぐ道なのかを知らない人は多いのではないでしょうか。歌詞には、シカゴからロサンゼルスまでと歌われていますが、実のところシカゴからサンタモニカを結ぶ道でした。過去形なのは、残念ながら1985年に廃線となってしまったからです。とは言え、アメリカ西部の発展に寄与したルート66は、音楽だけでなく小説や映画などにも数多く登場し、ファストフードやガソリンスタンド、モーテルといったアメリカ文化をもたらしたことで知られる、今なお人気のスポットです。ルート66は、アメリカ人にとって単なる道の名前ではありません。ノスタルジックの代名詞なのです。

イージー・ライダー

そんなルート66ですが、ハーレーのアクセサリーパーツにもRoute 66と書かれたものが数多く存在します。その理由として挙げられるのが、映画『イージー・ライダー』です。ハーレーに乗ってルート66を旅する2人のヒッピーを描いた作品で、アメリカンニューシネマの代表作として知られています。この映画に憧れて、ハーレーを駆ってルート66を走り、アメリカ大陸を横断したいと願うバイカーがとても多いのです。ルート66には雄大なグランドキャニオンやモニュメントバレーなど見どころも多く、なかでもアリゾナ州のベルモントにあるハーレーのグランドキャニオン店では、100台以上のバイクが展示され、Route 66グッズなども手に入るため、ハーレー好きに見逃せないスポットとなっています。

それでは、ルート66をハーレーで走るには、どうすれば良いのでしょうか。一番簡単な方法は、ツアーに参加することです。ツアーなら現地でバイクを借りることができますし、見どころを押さえたルートを提案してもらえるでしょう。ハーレーのメンテナンススキルに不安があるなら、インストラクター付きのツアーを選ぶこともできます。

ルート66をハーレーで走るス

さて、ハーレーでルート66を走るなら、国際運転免許証が必要です。住所地の公安委員会管轄の運転免許試験場や、住所地管轄の警察署で発行してもらえます。書類だけの手続きで、実技試験はありません。運転免許証とパスポート、顔写真と手数料が必要です。有効期限は1年ですから、渡米時期を考慮に入れて取得しましょう。

バイク趣味のゴールとも言われるアメリカ横断。ハーレーでルート66を走り、古き良きアメリカを満喫してください。