オーバーホールにかかる期間と値段とは?

ハーレーボディ赤

ハーレーのエンジンは定期的なオーバーホールをして使い続けることを前提に設計されています。そのため、オーバーホールはハーレーに乗る限りどうしてもやらなければいけないことです。それではそのオーバーホールの内容はどういったものかというと、わかりやすく言うとエンジンの中を分解してガスケットを交換するという作業になります。そうしてエンジンの中身を新車のときの状態に戻すか、もしくはそれよりも改良した状態にするのです。

ハーレーのオーバーホールにかかる期間としては、だいたい1ヶ月程度を見ておくといいでしょう。エンジンの取り外し、分解作業、パーツの交換などはそれぞれ1日で終わりますが、ボーリング加工には20日程度かかります。その他にも、セッティングやテスト走行などもありますので、だいたい1ヶ月くらいかかります。

それでは、ハーレーのオーバーホールにかかる費用はどのくらいになるのでしょうか。目安としては50万円前後くらいになります。ただし、どこにオーバーホールを依頼するかによっても値段は異なってきます。たとえば、正規ディーラーに頼むときには、その値段は50万円~150万円と非常に幅広いです。一方、専門の業者に依頼した場合は比較的安く済みます。だいたい80万円~100万円程度です。

また、エンジンを載せ換えるときにも費用は大きく変わります。中古のエンジンを載せ換えるなら追加で100万円ほどかかりますし、新品のエンジンなら150万円程度上乗せされるのが一般的です。この場合は工賃とエンジン費用を合算したものが総費用になります。決して安くはない値段ですので、業者に依頼するときには相見積もりを取るのもおすすめです。そうして比較した上でどこに頼むか決定するといいでしょう。