ハーレーに多い故障の原因と対処の方法

ハーレー

ハーレーは長距離走行を前提とした構造になっているため、頻繁に発車と停車を繰り返す走り方では故障しやすいとされていますが、適切なメンテナンスを行えば快適に乗りこなすことが可能です。それでも長く走らせていると部品が劣化し、様々な不具合に見舞われてしまうので注意しなければいけません。ハーレーの故障で多いのがカスタムパーツを取り付けた部分の破損です。ハーレーはカスタムを行って当たり前というイメージがあるほど、愛好者の間ではパーツのカスタマイズが普及しています。しかし稀に、パーツの取り付け方が正しくないまま走らせてしまうケースがあり、そのようなハーレーは連結部分に過剰な負担がかかって壊れてしまうのです。

また、ブレーキパッドやバッテリーなど消耗するパーツを交換せず、そのまま使い続けたことによる故障もハーレーにありがちです。ハーレーはパワフルな走りができるバイクなので、パーツに少し不具合があっても強引に走らせることは不可能ではありません。しかし走行ができたとしてもパーツが良くない状態になっているのは事実なので、そのまま走らせるのは故障のリスクを増大させることになります。遂には走行ができなくなるほどの重大な破損に至ってしまうおそれもあるので、消耗するパーツの点検はこまめに行い、問題が生じていたら速やかに交換することを忘れてはいけません。まだ大丈夫と放置すると事故を起こす可能性があります。

ハーレーボディ黒

ハーレーの故障はその多くが適切なメンテナンスによって予防できます。不具合があるのに走らせると異音や振動などが生じるので、常に愛車の状態に気を配ることを忘れてはいけません。

故障が起きないように正しく扱うのがバイク乗りの務めと言えます。