ハーレーのオイル交換のやり方とは

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ハーレーに限らず、バイクを安全に乗るためには、日々のメンテナンスが重要です。オイル交換もそのようなメンテナンスのひとつであり、車屋やディーラーに依頼する方法もありますが、自分でやり方を覚えれば費用の削減へとつながります。エンジンオイルのオイル交換は、3000キロから5000キロほど走ったならば交換するとよいとされています。オイルフィルターはオイル交換の2回に1回行うとよいでしょう。エンジンオイル交換に必要なものは、まず新しいオイルです。バイクによって必要なオイルの種類とオイル量は異なるので、あらかじめ確認する必要があります。そして、廃油を入れる容器、ラチェットハンドルと呼ばれる工具と六角のソケット、レンチです。

このほか手袋やダンボールなどがあると、汚れを最小限に抑えることができて便利でしょう。オイル交換の際には、まずオイルを温めるために、30分ほど走ります。オイルが温まっている方が粘度も下がり、廃油しやすくなります。走った後は10分ほど放置してから作業です。エンジンオイルのキャップとエンジンオイルドレンのボルトを外します。いずれも熱くなっているので、手袋をして注意しながら行うことが重要です。ボルトを外しきる前に、廃油を入れる容器をバイクの下に設置しておきます。ラチェットハンドルにソケットを取り付け、ボルトを取り外すと、オイルが流れ出てくるでしょう。オイルができったならば、ボルトを拭き、ボルトを締めなおします。

タンクの中にオイル量に注意しながらオイルを入れてタンクをしめ、エンジンをかけて問題がなければ終了です。なお、廃油は基本的には燃えるゴミで処分することができます。オイル交換のやり方自体は難しいものではありませんが、廃油を飛び散らせないようにする事前準備に力を入れることが重要です。