ホーンカバーやバッテリーカバーをクロームメッキに交換するメリットとお手入れ方法

カスタムパーツの中でもクロームメッキはシャープな質感を演出するのに効果的として高い人気があります。深みのある黒を基調としたハーレーの中にツヤのある銀色のクロームメッキパーツを加えることで、目を引くほどの強いインパクトを持たせることが可能です。ハーレーのパーツの多くがクロームメッキへ交換できますが、中でもカバー類は見た目のインパクトの強さを演出するのにもっとも効果的なのは間違いありません。
ホーンカバーやバッテリーカバーはノーマルパーツであれば車体と同様の黒色ですが、その黒いパーツをクロームメッキに交換することで、他のハーレーとの差別化を図ることが可能になります。

クロームメッキのメリットであるインパクトの強さは、黒色のノーマルパーツが当たり前とされている所に用いることで真価を発揮します。ホーンカバーやバッテリーカバーは人の目に触れやすい所に位置するパーツですが、ホーンやバッテリーを汚れや水濡れから守るための物なので見た目の良し悪しがさほど重視されない傾向がありました。そのようなパーツにこそこだわりを持ち、目立ちやすいクロームメッキを用いるのが他にはない個性あふれるハーレーに仕上げるための必須条件と言えるでしょう。クロームメッキは傷がつきやすく、塗装面も剥がれやすい欠点があるので本来ならカバーパーツには適していません。しかし、傷みやすいクロームメッキを敢えてカバーパーツとして使うことも自己表現の一種です。

クロームメッキを綺麗な状態に保つには日頃から丁寧に扱い、傷をつけないように汚れを落とすことを忘れてはいけません。塗装の剥がれやサビが生じた場合、軽微な傷みならハーレー純正の補修剤で直すことが可能です。
下地がむき出しになっていたり、カバーが変形している場合は新品に交換するのが賢明な対処法です。